こんにちは。あずはなの飼い主@shibainu_hanazu です。
「多頭飼いを考えているけど、先住犬はやきもちをやかないかな」、「ストレスはかからないかな」と心配な人はいないでしょうか。
この記事では、実際に多頭飼いを経験したことのある自分が、多頭飼いの感想を書いてみたいと思います。
結論からお話すると、ストレスはあったと思います。やきもちに関しては、接し方を気をつけることで、我が家は回避できたかなと考えています。
あくまで我が家だけの体験談(つまりはN=1)ではありますが、これから保護犬を迎えたり、多頭飼いを考えている方は参考にしてみてください。
- 先住犬パイセンあずき氏のケアに気をつけました
- あんまり喧嘩はしていません
- 散歩は一緒に行くのが嫌みたいです。
先住犬の嫉妬対策でやったこと
最初に、先住犬の嫉妬対策で行ったことをご紹介します。
以下の点が、我が家が先住犬あずきの嫉妬対策として行ったことです。もちろん、我が家のみのケースですから、これが一般的に当てはまるかはわかりません。ですから「これで、まあまあ上手くいっているケースもある」くらいで読んでいただいた方が良いでしょう。
- とにかく先住犬ファーストで接する
- 無理に仲良くさせない
- 散歩は別々に行く
それぞれ詳しく書いていきます。
とにかく先住犬ファーストで接する
迎える時から決めていたのは、とにかく先住犬である黒柴あずきを尊重しようということ。
ご飯を与えるのも、帰宅してから抱きしめるのも、とにかく先住犬を優先しました。
これは先にいた犬の方が可愛いというわけではなく「その方がうまくいきそう」と感じたからです。
先住犬の性格にもよると思いますが、明らかに我が家の先住犬は嫉妬深そうでしたので、まずば尊重することを意識しました。
ただ、もちろん後輩犬の花に関しても、愛情深く接していました。順番が違うだけです。
犬が2頭になったから、犬にかける熱量も2倍にしたっていう感じです。
無理に仲良くさせない
無理に仲良くさせたり、遊ばせたりはしないようにしています。
犬同士がじゃれあっているのを見るのって楽しそうなんですが、無理にそういうシチュエーションを作ったりはしていません。
別々の部屋にいるなら、それはそれでという感じで、これは来た当初から6年経った今でも変わりません。
散歩は別々に行く
散歩を別々に行っているのも、結果としてはよかったかなと感じています。
当初は一緒に散歩をしようとしてたんですが、歩くペースや距離が違いすぎて、どちらかにストレスがかかりそうなので、別々に行くことにしました。
結果、散歩の時はお互いがゆっくりできているのも、我が家の犬たちが喧嘩をあまりしないことに影響しているのかなあと思っています。ずっと同じ家の中にいると、息がつまるかもしれませんよね。
散歩が1回で終わらないの、結構大変ですが・・・。
そもそも先住犬とは?(ご存知の場合は読み飛ばしてOK)
ちょっと余談です。先住犬って、自分も今では普通に使いますが、多頭飼いをするまでは馴染みのない言葉でした。
ですから、花を迎える前には「せんじゅうけん?」っていう感じ。
(そもそも「せんじゅうけん」、「せんじゅういぬ」どっちが正しいのでしょうか)
保護施設なんかで言われた際にはわかったふりをしたりしてました。
まあ、文字にすると速攻でわかるんですが、先住犬って、先に住んでいる犬ってことですね。
多頭飼いの場合、二頭同時に飼いはじめる場合以外は、必ず先住犬が存在しているっていうわけです。
この先住犬のケアが多頭飼いをする上での肝と言われていたりします。
先住犬あずきの反応と変化
約2年間、一人で可愛がられてきたあずきですが、保護犬の花が新入りとしてやってきた時、変化はあったのでしょうか。
こんな感じでした。
- 最初大はしゃぎ
- その後ストレスを感じた模様
ちょっと詳しく書いてみます。
最初は大はしゃぎ
花をはじめて我が家に連れて帰った時、あずきは見たことがないくらい大はしゃぎでした。
当時はマットを敷いていなかったリビングで、花の周りを行ったり来たりカシャカシャと音を鳴らしながら走り回っていました。昨日のことのように鮮明に思い出されます。冬が訪れる少し前の日のことでした。
カシャカシャ走り回っていたかと思えば、屈みだしてからの突然のウ〇チ。生涯忘れることはないでしょう。
とにかく、花が来た日の先住犬あずきは大喜びでした。
少しだけストレスを感じた?
花は保護犬でしたから、トライアル期間というものが設けられていました。「しっかりと犬を飼うことができる飼い主か」、「先住犬との相性は良いか」などを見る期間です。
もちろん一度家に連れてきたからには、ずっと面倒を見るつもりではありました。
ただ、トライアル期間の1週間が終わるころ、一度だけおかーぽん(妻)が呟きます。
「トライアル期間終わるけど、大丈夫かな。あーちゃんにストレスかかってないかな」。
正確には覚えていませんが、ニュアンスはそんな呟き。
たしかに、最初は大はしゃぎだったあずきですが、徐々に落ち着いてきて、だんだん元気がなくなってきていたようにも感じたんですよね。
ずっと一人で自由気ままにしていたところに、少し大きめの年上の同性がやってくれば、普通はストレスを感じますよね。
ただ、そこまで大きな変化ではなく、「どうかな。言われてみればそうかも」というレベル。
夫婦で悩んで協議の上、正式に花を迎え入れることにしました。
先住犬唸ることはない?喧嘩は?仲は悪い?
さて、先住犬と後輩犬の花、喧嘩はするのでしょうか。
先住犬と後輩犬、我が家喧嘩事情についてご紹介します。
- 先住犬が最初の頃に激怒
- 先住犬は食事の邪魔をされると唸る
- 一緒に散歩をするのを嫌がるようになった
先住犬は初期の頃に激怒
花が来た当初、理由は忘れましたがあずきが花に対して猛烈に怒ったことがありました。
あずきが寝ている側を通ったとか、そんな感じだったと思うのですが・・・。
尋常じゃない吠え方で、花はかなり怯えていました。
今思うと、あれは多少なりともストレスを感じていた、先住犬あずきの怒りだったのかなと。
自分がやって欲しくないことを花に伝えたのかもしれません。
- 寝ている時にそばを歩いてぶつかる
- 餌やご飯を横取りする
そんなことをやめて欲しくて爆切れしたのでしょう。
食事の邪魔をされると唸る先住犬
やってほしくないことの一つと言えば、食事の邪魔もあります。
爆速で食べる後輩犬の花は、ゆっくり食べる先住犬あずきをずっと見つていいるのが常。見つめているだけなら良いんですが、たまーに近くによって、落ちているフードとか食べようとします。
このあたりで、ために先住犬あずきが唸ります。
もちろん唸った時は花を制して、ことなきを得ますが、今でもちょっと一触即発のことはあります。
喧嘩は6年で10回もしていません
先住犬あずきの爆切れのが身に染みたのか、元からの穏やかな性格のせいなのか、花は基本的にあずきを立ててくれています。食事の時だけ我を忘れてしまうことありますが、基本は大丈夫。
結果、ほとんど喧嘩もしません。
喧嘩をしたののは4年で3回くらい、そのうち2回は先ほどの一方的なあずきが爆切れ、花が応戦したのは1度だけです。
あずきの耳に噛みついていました。
もう3年以上、喧嘩は見ていません。
一緒に散歩をすることを嫌がるようになった先住犬のあずき
花の穏やかさや、おかーぽん(妻)の万全のケアによって、多頭飼い生活にもさほどストレスを感じていないあずき。
それでも一つだけストレスなのかなと思うことがあります。
花と一緒に散歩をすることです。
基本のんびり歩くあずきに対して、花はグイグイと進んでいきます。
さらに、外に出ると興奮する花は、はしゃぎすぎて、あずきに体当たりをしたりします。
先住犬のあずきはが心底嫌そうな顔をするので、散歩は基本的に別々に行くようになりました。
一緒に行く場合は、「とにかくあずきがストレスを感じないように」を心掛けています。
この辺の多頭飼いのコツ?我が家の体験談は別記事にも書いていますので、参考にしてみてください。
嫉妬深い犬もいる?
ちなみに、嫉妬深い犬とそうでもない犬もいるという説もあります。
たしかに、我が家でいうと、花は全然嫉妬とかなさそう。あずきはやや嫉妬深いかもしれません。
元々の性格だとか、育ってきた環境にも影響される可能性ありそうです。
あずきの場合は、赤ちゃんの頃に我が家に来てから、強い寵愛を受けて育ってきました。愛情独占ですね。
ですから、やや嫉妬深く育ってしまった可能性はあり。
将来的に多頭飼いを考えている場合、ちょっと先住犬の育て方は気をつけたほうが良いかもしれませんね。
さいごに
多頭飼いがうまくいくかどうかの分かれ道は、先住犬次第だと思います。
我が家の先住犬あずきは、少し気難しくてワガママなところがありましたが、新入り花の穏やかな性格、おかーぽん(妻)のあずきに対してのケアなどが功を奏して、割と早い段階で軌道に乗りました。
自分たち人間は、ついつい新しいものに気持ちがうつろいがちです。
多頭飼いをする時、新入りの方が気になってしまうのも仕方がないことでしょう。
でも、すべては先住犬次第かなとも思いますので、十分にケアをした方が良いのかなと思います。
それでは、たった一度の体験で語ってしまって恐縮なあずはなの飼い主@shibainu_hanazu でした。
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