この記事ではドッグフードとしては、いろんな意味で有名なロイヤルカナンについて書いています。個人的にはそんなに嫌悪しないでも・・・って思ってるフードになるんですが、その理由なども書いていますので参考にしてみてください。
メインフードのうちの一つがロイヤルカナン

胡麻柴の花は減量が必要かつ、好き嫌いがないため、ニュートロの減量用フードを与えているのですが、好き嫌いの多い黒柴のあずきは幾つかのフードをローテーションしています。
その中の一つがロイヤルカナン柴犬用で、パピーの頃からずっと食べ続けています。
正直なところ食いつきはまあ普通、大好きってわけではないんですが、嫌い!っていう感じでもないので、使いやすいフードだなと思っています。
あと、価格がリーズナブルですよね。基本1kgあたり2,000円以内に納めたいなって思っているので、その点ばっちりです。
というわけで、何か柴犬用におすすめのフードを教えて!って言われたら、選択肢の一つには入れるかなというフードなんですが・・・。ちょっと評判悪かったりもしますよね。
そもそもなぜロイヤルカナンは評判が悪いのか?
ロイヤルカナン柴犬用の評判が悪い理由

ロイヤルカナンは世界的に有名なペットフードブランドですが、ネット上では「良くない」という意見もちらほら見かけますよね。
よく挙げられる理由としては、以下のようなものがあります。
• 原材料に対する不信感
ロイヤルカナンの成分表を見ると、「とうもろこし」「小麦」「米」などの穀物が含まれています。これに対して、「犬にとって穀物は不要」「肉が主原料でないのは良くない」といった意見を持つ人もいます。特にグレインフリー(穀物不使用)のフードが人気の近年では、穀物を含むフードは避けるべきと考える飼い主さんも少なくありません。
• 人工添加物が気になるという意見も
ロイヤルカナンには BHA などの酸化防止剤が使用されています。これはフードの品質を保つためのものですが、「できるだけ無添加のフードを選びたい」と考える飼い主さんの中には、こういった成分を気にする方もいます。ただし、着色料は使われていません。
• 動物性タンパク質の質に関する意見
原材料には 「肉類(鶏、七面鳥)」 と明記されていますが、成分表をよく見ると 穀物(とうもろこし、米、小麦など)の割合が多い ことがわかります。そのため、「もっと肉の割合が多い方がいい」と考える飼い主さんの中には、ロイヤルカナンを避ける人もいます。
• 食いつきの個体差が大きい
ロイヤルカナンは好き嫌いが分かれるフードの一つです。「うちの子は食べない!」という声もあり、その結果、フード自体の評価が下がってしまうことも。
とはいえ、評判の悪さにはネット上の噂や個人の好みも影響しているので、実際のところはワンちゃんごとに合うかどうか試してみるのが大事ですね。
ロイヤルカナン柴犬用がオススメな理由
不安になるようなことばっかり書いて、どこがオススメなんだよ!っていう声が聞こえてきそうなんで、オススメな理由もピックアップしますね
• 柴犬専用の栄養設計
ロイヤルカナン柴犬用は、柴犬の特徴に合わせた成分バランスになっています。例えば、柴犬は皮膚トラブルを起こしやすい犬種ですが、このフードには EPA・DHA(オメガ3脂肪酸) が含まれており、皮膚や被毛の健康をサポートしてくれます。
また、柴犬は活発な犬種なので、関節への負担も気になりますよね。その点、このフードには グルコサミンやコンドロイチン が配合されており、関節の健康維持にも配慮されています。
さらに、腸内環境を整えるために フラクトオリゴ糖 が含まれており、消化のサポートにも一役買っています。柴犬はお腹がデリケートな子も多いので、こういった成分が入っているのは安心ポイントですね😊
• リーズナブルな価格
先述したように、価格が比較的手頃なのも魅力。高品質なプレミアムフードは1kgあたり3,000円以上することもありますが、ロイヤルカナンは1kgあたり2,000円以内に収まることが多く、継続しやすいのがありがたいですね。
• 入手しやすい
ペットショップやオンラインショップなど、どこでも手に入りやすいのもメリットの一つです。特に急にフードが切れたとき、すぐに買えるのは安心材料になります。
• 柴犬向けの粒の形状
柴犬の口に合いやすいサイズと形状の粒になっているのもポイント。噛みやすく、しっかり食べやすい設計なので、食べこぼしも少なくなります。ただ、これに関してはうちの豆柴手前の体格をしている黒柴にとってはちょい大きいって感じみたいなんで、体格にもよりますね。
• 一定の品質と安定感
フードを変えるとお腹の調子を崩しやすい子もいますが、ロイヤルカナンは品質が安定しているため、極端な体調不良を起こしにくいのも魅力です。我が家のあずきも、これまでフードが原因で大きく体調を崩したことはありません。
結局のところ、「絶対にオススメ!」というよりは、「コスパよく柴犬向けのフードを探しているなら選択肢の一つとしてアリ」という感じでしょうか。
もちろん、ワンちゃんによって合う・合わないがあるので、試してみる価値はあるかなと思います。
将来のことを考えるとロイヤルカナンは悪くないかも・・・。
で、最後になりますが、ロイヤルカナンをやんわりオススメするにあたって、重要なポイントが一つありまして・・・。
それは・・・。
シニアになった時、ロイヤルカナンの療法食のお世話になる可能性は十分ある。
若いうちは健康体で、どんなものでも気にせず食べることができるんですが、歳をとってくると色々あるんですよね。血液検査したら、やれ腎臓の数値が高い、肝臓がちょっととか・・・。
となると病院からは療法食を勧められるわけです。
うちも最近早期腎臓サポートのフードにお世話になったりしたんですが、そこで登場したのがロイヤルカナン。動物病院のバックヤードの棚とかみると、結構ロイヤルカナンが置いてると思うんです。今はヒルズよりもロイヤルカナンの方が多いんじゃないのかなと。
で、いざ療法食を食べる!ってなった時に、今までのプレミアムフードからいきなりロイヤルカナンだと、ワンコ的にどうかなと思ったり。お口にあわないとかないかなと。
それと飼い主の心理的ハードルも高いというか。いままで「ロイカナなんてダメ!」みたいに言ってて、いざという時に気持ちよく与えられるものかなと。
と、ちょっと消極的?な理由になるんですが、ロイヤルカナンって選択肢もあるよなと。少なくとも毛嫌いはしない方が良いのかなと思ったりするのでした。
さいごに
さいごにまとめ的なことを書くとするなら・・・。
まあ、気になるところはありますが、そこまでひどいフードじゃないし、将来のことを考えると、愛犬のフードの選択肢として残しておいた方が良いんじゃないかなというところでした。
もちろん食いつきが良いかが一番大切ですけどね(あとアレルギーと)。
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