こんにちは、あずはなの飼い主@あずはなです。黒柴のあずき、胡麻柴で保護犬の花と暮らしています。
この記事では、「柴犬2頭を飼っている家に赤ちゃんが産まれたらどんな感じ?」という体験談を書いてみました。
「赤ちゃんが産まれたし、犬も飼ってみよう」、「柴犬を飼ってるけど、これから赤ちゃんが産まれる」といった方の参考になればと思います。
柴犬を飼いながらの赤ちゃん育児はかなり大変
経験してわかったのですが、柴犬を飼いながら出産をして、新生児期を乗り越えるというのはかなりハードモードです。
正直、人生の中で何本かの指に入るくらいの大変さでした。
具体的には以下3点が大変なポイントでした。
- 小さな子供がいると散歩へ行くことができない
- 犬が吠えて新生児が起きてしまう
- 柴犬が赤ちゃんを噛まないか心配
それぞれちょっと詳しく書いてみます。
小さな子供がいると散歩へ行くことができない
何がきついって散歩に行けないことです。
柴犬を飼う前に知っておきたいことという記事にも書きましたが、柴犬との生活に散歩はかかせません。
運動不足になるっていうのもありますが、家の中でトイレができない子が多いからです。
しかし、赤ちゃんがいると、この散歩がままなりません。
赤ちゃんを家の中に一人で放置することができないからです。
つまり、夫婦の両方がそろっている時にしか、散歩には行けないということになります。
ですから、娘のSが産まれてから、平日は自分が出勤前と出勤後に散歩へ行くのが日常となりました。
帰宅が遅くなると、黒柴のあずきはトイレが我慢できなくなり、悲しい声をあげることがあるようで、これを思うと心中穏やかに残業もできません。
また、今となっては散歩は花が自分、あずきはおかーぽん(妻)で分担していますが、産後間もないころは、そうもいきませんでした。
産後は家事をするのも大変なくらい身体に負担がかかっています。
実際、産後2か月で無理をして散歩へ行っていたおかーぽん(妻)は、一時期猛烈な体調不良に陥ってしまったのです。
悪いことをしたなと。
出産直後のお母さんは、犬の散歩をすることも難しほどにダメージを受けていますからね。
かといって、仕事をしながら犬2匹の散歩を朝晩行うのは、肉体的にも精神的にもかなりの負担。
犬が吠えて新生児が起きてしまう
新生児の頃は、赤ちゃんが寝てくれている時がお母さんの安息の時間です。
しかしながら、赤ちゃんはいろんな理由で寝てくれません。
お腹が空いたとか、ミルクが足りないとか、なんだか色々あるようです。
ですから、何とか寝かしつけることができた時は、本当にほっとします。
ところがです。
ぐずぐずしていた娘を抱っこして、やっと寝かしつけた夜中に限って、黒柴のあずきが吠えたりします。
あずきが吠えて娘がびくっとして泣き出した時、私たち夫婦の顔から表情というものがなくなったものです。
柴犬が赤ちゃんを噛まないか心配
また、柴犬に限らずですが、赤ちゃんのいる家で犬を飼うことの最大の心配が、咬傷事故です。
柴犬の咬む力は相当で、ちょっと癇癪持ちのところがあるあずきの本気咬みが出てしまうと、ちょっとしゃれでは済まないことになってしまいそうです。
あずきの場合は威嚇の意味が強いとは思いますが、何があるかわからないから、油断はできません。
柴犬の世話と赤ちゃん育児をどうやって両立させるのか
正直想像していたよりも、はるかに大変だった新生児期の1年とちょっとでしたが、何とか乗り切ることはできました。
我が家ではどうやって、柴犬と赤ちゃんの育児生活を乗り切ったのでしょうか。
以下の方法で乗り切りました。
- 柴犬優先で仕事を早く切り上げる
- そばにいる誰かを頼る
- 赤ちゃんが犬のそばいに行く時は目を離さない
一つずつもう少し詳しく書いていきたいと思います。
柴犬優先で仕事を早く切り上げる!
残業を極力せずに、とにかく早く帰ることを心掛けました。
日々の残業より、あずきと花のトイレが大事!と自分の中で腹をくくったのです。
もとから早く帰宅する方でしたが、娘のSが新生児の頃は鬼気迫る勢いで仕事を片付けていました。
それでも。思う通りに仕事が終わらない日などは、なかなかのプレッシャーなんですけどね。
そばにいる誰かを頼る!
ただ、夫婦だけではどうしようもないこともあります。
仕事の都合で、夜がどうしても遅くなったり、犬が下痢をしてしまって、日中にトイレへ行く必要が出てきてしまったりすると、対応することができません。
そんな時は誰かを頼るしかありません。
幸い、我が家は実家が札幌にあります。
何度かおかーぽん(妻)のご両親にヘルプで来てもらったことも。
娘を見てもらって、その間におかーぽんが散歩へ行くという感じです。
小さな子が犬の近くに行く時は目を離さない!
咬傷事故に関しては、もう気を付けるしかありません。
柴犬あず花とまったく接触を持たせないわけにもいきませんので、娘が犬のそばにいるときは、目を離さないようにしています。
「犬と赤ちゃんを絶対二人きりにしない」っていうのは本気で大事なことだと思います。
特にあずきが要注意なのですが、寝ている時や物を食べている時にちょっかい出さなければ、理不尽に怒ることはありません。
危なそうな時には、すかさず割って入るようにしていました。
飼わないという選択肢もある
なんとか娘のSの乳幼児期を切り抜けましたが、かなり大変でした。
我が家は2匹いるっていうのもありますが、犬の世話と赤ちゃんがいる生活が、ここまで大変だとは、娘のSが産まれるまでは想像もせず・・。
正直なところ、精神的にも肉体的にもかなりギリギリになっていた時期も。
ですから、もしもこれから子供を作る予定があるという人は、柴犬を飼う前にじっくり考えた方が良いと思います。
そばに誰か頼れる人はいるのか。
最悪、仕事より柴犬を飼う事を優先することができるのか。
自分は子供が産まれてから、ただごとじゃない大変さを実感して、優先順位をあずきと花にするようスイッチを入れました。
この生活を優先するというのを、家族の合意事項にしておかないと、どこかで破綻してしまって、犬も飼い主も苦しくなる局面が訪れてしまいそうです。
犬のいる生活は子供に良い影響があると信じて
なんだかんだ乗り切ってきましたが、実家が札幌にあったとか、家と仕事先が近かったとか、いろいろと幸運な面があったのも事実。
ただ、間違いなく感じるのは、娘のSはうらやましいなってこと。こんなキュートな柴犬が2匹もいる中で、幼少期を過ごすことができるのですから。
きっと良い影響があるだろうと思って、夫婦で協力しあいながら頑張っています。
さいごに
つらつらと偉そうに経験談など書きましたが、自分もここまで大変だとは知りませんでした。
また、なんとか乗り切れているのも、周囲に恵まれていただけで、この先どうなるかはわかりません。
でもやっぱり、「柴犬を飼っている中で赤ちゃんが産まれるっていうのは、マジで大変ですよ!」っていうのは、経験者として書いておきたいなと思いました。
気分を害した方や、「せっかく犬を飼おうと思っていたのに」っていう方には申し訳ありませんが、やっぱり知っておいてほしいなと思います。
それでは、あずはなの飼い主@あずはなでした。
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