こんにちは、あずはなの飼い主@shibainu_hanazu 。黒柴のあずき、胡麻柴で保護犬の花と暮らしています。
このブログでは、柴犬と暮らした体験談や、ペット商品の口コミ、日々の散歩日記を書いています。
さて、我が家では黒柴あずきを迎え入れてから、節々で悩んでいることがあります。それは、ペット保険に入った方が良い?いうこと。
以前、あずきがヘルニア疑惑がありまして、結局違ったのですが、病院代が27,000円かかってんですよね・・。
(半年後の再発疑惑で更に13,000円・・・)
こんな時に「ペット保険入っておけばよかったかなあ」と思ってしまいます。
あずきも6歳。つまり約6年間悩み続けているということです。
でも、そろそろ決断しなければならない時期が近づいてきています。
保険加入の年齢制限が早い会社だと7歳。
あずきの後に保護犬として我が家の一員となった花は今7歳です。つまりリミット間近。
そこで、今日はペット保険について、「入るか入らないかを悩んでいる理由」をまとめてみたいと思います。
結論からお話すると2022年10月時点では、2頭とも手術のみに対応した保険に加入しています。
ペット保険に入った方が良いと思う理由
まずはペット保険に入った方が良いんじゃないんだろうかと思ってしまう理由です。
人間と違って国による保険がないから
人間の場合は任意で保険に入っていなくても、国民健康保険に入っていることにより、高額医療費制度を利用できたりします。
ですから、民間の医療保険には加入していないという人も最近は多くなっているようです。
自分も生命保険のみで、医療保険には入っていません。
ただ、犬には公的な保険ってないんですよね。
ですから、場合によっては医療費は無限大となるわけです。
何事もなければ問題ないのですが、限度がないというのはまあまあ不安です。
高齢になってからの医療費の想像がつかないから
また、自分は犬と暮らすようになってまだ6年程度。
高齢犬と生活をしたことがないため、歳をとった犬の医療費がどの程度のものなのか、皆目見当がつきません。
未知のものはやっぱり不安で、今後思いもしない高額な医療費が発生した場合、耐えきることができるのか心配です。
「やっぱり保険に入っておけばよかった」
そう思う日が来るのではないかと。
ペット保険に入るのをためらう理由
一方、ペット保険に入るのをためらう点もいくつかあります。
保証金額が思っていたよりも低いと想定されるから
ペット保険は人間の医療保険と違って、全額保障というケースがないようです。
調べて見ると50%保障や70%保障が大半ですね。
さらに気になるのが免責金額です。
保険の無駄遣いを防ぐといった名目で、1回あたりの診療で保険の適用がされない、最低金額のようなものが設定されています。
以下、PS保険と言うペット保険のWEBサイトからの引用です。
かかった診療費:20,000円
加入しているペット保険の補償割合:70%
免責金額:5,000円
この場合、実際に保険会社から支払われる保険金は、以下のような計算になります。
20,000円(診療費) - 5,000円(免責金額) = 15,000円(自己負担金額)
この15,000円の70%にあたる 10,500円 が保険金として支払われるようになります。
今回のあずきのヘルニア治療を上記に当てはめると、1回目の通院でかかった7,000円は、免責金額5,000円を引いた2,000円のうちの70%である1,400円が保険金として支払われます。
2回目の通院の2万円は、免責金額を引いた15,000円の70%である10,500円が保険金として支払われます。
つまり、2回の通院でかかった27,000円のうち、12,500しか保険金の支払いはないのです。
これが50%保障の件だとすると、27,000円のうち、8,500円の保険金しか支払いはないといういこと。
70%保障、50%保障と謳われていても、実際はもっと低い保障比率になるということだと思います。
1回あたりの治療費が免責金額を越えないと、1円も保険金は支払われないということになりますので、この免責金額は結構厄介だなあと感じます。
ただ、免責金額が設定されておらず、少額からでも使える保険もあるようです。
保険が適用される条件が厳しいという噂を聞くから
また、保険の適用条件が結構厳しいという話もたまに聞きます。
保険会社にもよるのでしょうが、あれやこれやと理由をつけて、時には理由もつけずに保険金の支払いを拒否されたという例をTwitterなどで目にすることがあります。
契約書の細かい文言は見逃すタイプですので、いざと言う時に痛い目をみてしまいそうです。
柴犬2頭15歳まで保険に入った場合の支払い総額は?
ちなみに、楽天ペット保険で見積もりをしてみたら、0歳から15歳まで保険料を支払い続けると、約40万円から60万円程度の支払総額となるようです。
我が家は2頭いますので、80万円から120万円というところで、月々にならすと6,500円強。
これで、医療費の心配をしなくて良いなら喜んで入るのですが、免責金額のことなどを考えると、中々踏み切れませんね。
たとえば、生涯2頭で医療費が300万円かかったとします。
50%保障とうたわれる保険に入っていたとしても、免責金額を考慮すると実質負担は7割程度。つまり210万円は自己負担。
保険の払い込をあわせると結局270万円程度の支出にはなってしまうのではないでしょうか。
それなら保険代を積み立てておいても、良いような気がしてしまいます。
でも、生涯医療費が2頭で300万円で済まなかった場合は・・・。
耐えきれるのでしょうか・・。
ペット保険に入るべきか結論が出ないから今は貯金
ペット保険に入るべきか、長い間緩やかに悩んでいるのですが、やっぱりまだ保留です。
保険料を支払うと思って、しばらくは貯金を継続。
そして、できる範囲で病院のお世話になることがないよう、快適な生活をあずはなにさせられるよう頑張りたいと思います。
方針転換はもちろんありですが、今のところは保険の世話にならずに頑張ろうかなと。そんな方針ですが、結局あと数年は悩み続けそうです。
ただ、この記事をシェアしていただいた意見の中で、結構強烈だったのが「保険に入っていて後悔した人はいない」っていう一言。
たしかに・・。ぐっと心が揺れました。この一言もあって、実は保険に入る方向で進んでいます(結局手術のみに対応した保険に入りました)。
保険料の話も含め、犬を飼うって結構お金が必要になりますね。
これから犬を飼おうか検討している人は、以下にまとめたお金の話もぜひ参考にしてください。
また、ペット保険を検討する場合は、資料一括請求が便利かなと思います。
実際に試してみた記事も書いていますので、参考にしてください。
それでは、あずはなの飼い主@shibainu_hanazu でした。
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コメント
コメント一覧 (2件)
300万円の医療費に対して、70%補償なら210万円が受取保険金、自己負担は90万円ですよね?払込保険料が60万だとしても、150万円の自己負担なので、倍近く元が取れる気がしますが??
こんにちは。コメントありがとうございます。
ちょっとわかりにくい言い回しでした。ごめんなさい。
ペット保険って、免責金額が設定されているものが多いようです。
「5,000円以上は自分で支払ってください。5,000円を越える分のうち70%だったり50%だったりを負担しますよ」という内容です。
これを先日のヘルニアの通院費にあてはめると、保険金で支払われるのは50%保障の場合は総医療費の30%程度でした。
ここを前提に、生涯300万円医療費がかかると~というくだりを書いてしまいましたが、前提が吹っ飛んでましたね。
わかりにくくて申し訳ありません。
少し文章修正してみました。